昭和、平成時代の河川管理現場で体験したこと

見聞きしたこと、考えたこと、出来なかったことを伝えたい

2017-01-01から1年間の記事一覧

昔の川岸は、ほとんど護岸がなかったことを知っていますか

高度経済成長が始まった1960年(昭和35年)当時までは、川岸の法面は法面を覆う護岸は肝心な場所にしか設置されてなく、洗掘防止のために捨石、沈床などの根固工をほどこすのが精いっぱいでした。 フランスの会社が開発した「テトラポット」が日本に入ってき…

私がこのブログを書く理由

1939年生まれ,81歳の元河川土木技術者です。 思えば、高度経済成長期以前の昭和33年(1958年)に高校を卒業し、当時の建設省中国四国地方建設局に初級職として採用されて以来、72歳までの64年間の長きにわたり「河川土木」に携わってきました。 この間、上司…